川崎重工・岐阜工場で手首骨折等の休業災害が発生


6月14日(月)に、岐阜工場において、50代の関係会社社員の方が左橈骨遠位端骨折および左2指PIP関節脱臼、左5指基節骨解放骨折する休業災害が発生しました。

被災された方は、汎用旋盤にて回転中のテストピースをサンドペーパで研磨している際、パームフィット手袋を二重に装着していた左手がサンドペーパと共にテストピースに巻き込まれ負傷したようです。なぜ手袋を装着していたのかは不明です。

厚労省が発表した製造業における災害発生状況では、死亡者数、死傷者数ともに機械等への「はさまれ・巻き込まれ」が最多となっており、川重においても、今年の災害で最も多かったのが「転倒」とともに「はさまれ・巻き込まれ」(ともに全体の30%、2021.2月末現在)でした。

被災された方の早期回復を願うとともに、会社には徹底した原因究明と再発防止策を求めます。


(21.06.19)