またもや坂出工場で死亡事故

 

 昨年12月12日、川崎造船坂出工場で組立棟の改築工事作業をやっていた請負会社の溶接工蓮井直人さん(21才)が、約30メートル下の地面に落ち、頭などを強く打って死亡しました。
 若い命が失われたことに対し心よりお悔やみ申し上げます。

 坂出工場では新しい大組立棟を来年4月稼動に向けて約100億円かけて建設中で、新大組立棟の建設場所との関係で古い棟の一部を解体・改築しています。
 被災者はその工事を請負った業者の人で、坂出工場には安全面での監督責任はないため、事故直後に工場内の救急車は出動せず、消防署の救急車が来ました。
 本件に関しては工場内全般に他人事のような雰囲気が漂っていますが、過去に同様な事故を社内で発生させた経緯もあり、安全面での指導として屋根上の工事に関わる際の作業基準を周知させる文書が回っています。

(08.01.29)