増産体制の中で事故、災害続発 防災体制は大丈夫?
 2005.12.24川崎重工 明石工場で火災事故発生

(2005.12.24毎日新聞 夕刊より)
発生原因について明石工場安全衛生委員会議事録12月度では下記のように報告されています。

保安GR長: 12/24発生の#24工場P3ラインダクト撤去作業にて溶断火花による火災発生事故に伴い経過報告を受ける。(改修工事前の事前打ち合わせにて詳細な点が欠けており無謀な作業を行い火災発生に結びつく。

議長講評: 年度終わり近くになって火災事故が2件も発生する。年末年始連休中設備レイアウト、保全等の工事が計画されているだろうが、事前検証と充分な配慮をして下さい。

11月にも#48工場で小火(ぼや)が発生していました。

議長講評:11月に#48工場でパソコン付近から出火があった。原因は明確ではないが、電気器具周辺の整理と清掃を行うこと。
(明石工場安全衛生委員会議事録11月度より)

業者任せの無謀な作業、ずさんな防災体制では工場で働く従業員は心配です。

2005年(1月〜12月)の災害件数も汎用機はワースト2になっています。

その中で協力従業員の災害が増加しています。何よりも安全を優先する職場作りを要求します。

(06.02.19)