戦争法案廃案をめざすSEALDs関西集会、兵庫弁護士会主催パレード

 今、国会で最大の山場となっている安保法制改悪法案について反対する集会、8月28日「SEALDs KANSAI宣伝・神戸元町駅前集会」と、8月29日兵庫弁護士会主催「安保法制関連法案」&「特定秘密保護法」反対兵庫パレードが連続して行われました。

 まずは、8月28日に開催された「SEALDs KANSAI(注)宣伝・神戸元町駅前集会」です。
午後7時にスタートした集会当初は、道路を隔てた対面で繰り広げる右翼団体の街宣活動に抗してのスピーチを余儀なくされましたが、参加者800名の熱気でかき消し、若い大学生6名、民主党・共産党国会議員及び大学教授3名のスピーチで盛り上がりました。
 特に司会をされていた神戸大学在学生が司会進行をし、自らスピーチをしました。
 この法案は絶対に廃案にしなければならない、「僕たち学生は、本気で取り組んでいる」と強調していました。
 大学生6名のスピーチにはそれぞれの法案に反対する思いが真摯に語られ、これから社会に出ていく不安の中でも声をあげ立ち上がった若い彼ら彼女らに感動の連続でした。
 約800名の参加がありました。

(注)SEALDs KANSAI(シールズ関西)=自由と民主主義のための関西学生緊急行動

 翌日8月29日は兵庫県弁護士会主催の兵庫パレードがありました。
 曇天で蒸し暑い中、神戸三宮東遊園地に6月21日に行われた1回目の集会に匹敵する約4000名の参加者を集めて開催されました。
 弁護士会としても2回目とあって、スピーチの進行もスムーズに終わり、元町大丸前、JR三宮駅北側の2コースに分かれて、安保法制反対を大声で唱和しながらのパレードを各協賛団体の幟がはためくなか多数の参加者が繰り出す長蛇の列が神戸の中心を埋めました。

ひとりひとりの力を馬鹿にするなという雰囲気の2日間でした。

(Y記者)

(15.08.30)