マルクスさんの宿題 Part II
−職場の花ちゃんと太郎さんの「科学的社会主義を学ぶ」−
「人間の目で見た経済」という前回までの話から、花ちゃんは、太郎さんが言った「花ちゃんの目で見た経済」という言葉が心に残り、マルクスさんやエンゲルスさんの「ものの見方・考え方」を受け継いでいる、日本共産党の「科学的社会主義」を太郎さんと話しながら、学ぶことにしました。
なにやら、太郎さんがゴソゴソと本を取り出してきました。それは、日本共産党の不破さんが書かれた「科学的社会主義を学ぶ」という本です。太郎さん、うまく説明できるのかな・・・!?花ちゃんにうまく伝わるのかチョット心配ですが、二人の会話を聞いてみましょう!!
(不破さん著作『科学的社会主義を学ぶ:新日本出版社』を引用。引用文あとのPは引用ページを示す。)
◎はじめに 日本共産党はいいこと言ってるけど、自分の言うことを、科学的とか言うの、抵抗があるわ...!なにか完璧な正論って、なにか冷たい感じがするのよね...! まあ、まあ、始めからシャットダウンしないで科学的社会主義について、話を聞いてよ。 わかったわ。それじゃ、できるだけ頭を真っ白にして聞くようにするわ!! 科学的社会主義の考え方を「完璧な正論」って言ってたけど、科学的社会主義って、その逆で、できあがった固定的な体系ではなくて、歴史や人間知識の発展とともに、不断に発展する学説で、とっても柔軟的なんだよ。そこを汲み取ってほしいな! 話を聞けば聞くほど正論ぽいな! ショボーン!実は僕も科学的社会主義って、自分の中で「なるほど」って言えない所や、よくわからない所があるんだ。 エーーッ!それじゃ、先に進めないでしょ。私がついているから、一緒に力を合わせて、学びましょ! ホント!百人力だよ!なんだか楽しく学べそう! 単純なんだから!こんな単純で、この先大丈夫かしら? レッツラ、ゴー! なにか先が思いやられるナーッ!
花ちゃん:
太郎さん:
花ちゃん:
太郎さん:
花ちゃん:
太郎さん:
花ちゃん:
太郎さん:
花ちゃん:
太郎さん:
花ちゃん: