(過去の経常利益実績と中計見直し予測)
 ここ12年間の連結経常利益と2010年度までの中計見直しのグラフを示します。

 このグラフから見えてくることは、以下の通りです。

2007年度までの実績は、順調に利益拡大が進んでおり、2003年度からの上昇ラインの延長線上では、2010年度には連結経常利益が1100億円前後になると予測されます。

元々の中計では、2003年度〜2005年度実績の上昇ラインを、敢えて2007年度予測では低く設定していました。

中計見直し予測では、2006・2007年度については実績数値を入れていますが、ここでも2008・2010年度については、敢えて元々の中計予測に戻しています。

 ここで疑問が生じるのは、実績の経常利益上昇ラインをなぜ敢えて採用しないで、元々の中計上昇ラインに拘るのでしょうか?この階段の踊り場のような予測ラインが意味するものは何なのでしょうか?